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ハイブリッド車の寿命とは?廃車買取もできる?

  • 廃車買取コラム

一般的にハイブリッド車は、燃費が良く環境性能にも優れている点で人気を集めており、また、ガソリン車と比較してその寿命も長いと言われています。

しかし、実際にその寿命についてガソリン車とどれくらいの違いがあるのか、具体的には知らない、という方も少なくないと思います。

そこで今回は、ハイブリッド車における寿命と、寿命にかかわるバッテリーの保証や消耗について、また、ハイブリッド車を廃車買取してもらうことも可能なのか、詳しく解説していきます。

 

ハイブリッド車の寿命は5年から8年?

ハイブリッド車の寿命、という場合、何を持って「寿命」と考えればいいのでしょうか?

一般的には、高額な交換費用がかかると言われるバッテリーの寿命がそのままハイブリッド車の寿命とされているケースが多いようです。

では、ハイブリッド車のバッテリー寿命はどれくらいなのかというと、一般的には5年から8年とされています。

しかし、実際には10年以上、長い方は15年から20年以上も乗り続けられる方もいらっしゃいますし、昨今の新車の性能の向上によって、さらに寿命は伸びてきています。

多くのメーカーでは5年または10万kmを保証期間としていることからも、極端な乗り方をしない限りにおいて、ガソリン車と比較してもそこまで深刻に気にすることはない、と考えておいてもいいかもしれません。

以下は、駆動用バッテリーと補機バッテリーの寿命目安ですが、あくまで参考値として考えておきましょう。

 

【駆動用バッテリーの寿命】

・寿命目安:5年〜8年、または走行距離10万km

【補機バッテリーの寿命】

・寿命目安:3〜5年

 

ハイブリッド車の寿命にかかわるバッテリー交換費用

ハイブリッド車におけるバッテリー交換費用は、駆動用バッテリーか、補機バッテリーかによって変わります。

駆動用バッテリーは、車種によっても大きく価格が変動しますが、安ければ15万前後から、高い場合には作業工賃込みで40〜60万という交換費用がかかります。

乗られている車種、またはこれから購入予定の車種のバッテリー交換費用をあらかじめ確認しておくと、万が一の際、想定外の出費で驚いてしまうケースを減らすことができます。

 

一方で、補機バッテリーの場合には、駆動用バッテリーと比較すると寿命がやや短いのですが、その分かなり安く交換することができます。費用としてはおおよそ数万程度となります。

駆動用バッテリーと合わせて、事前に確認しておくといいでしょう。

実際の交換については、駆動用バッテリーは専門業者への依頼が必須となりますが、補機バッテリーについては自分で交換することも不可能ではありません。もちろん、少しでも不安がある場合には業者への依頼をお勧めします。

ちなみに、ハイブリッド車は補機バッテリーのON・OFFが激しいので、形は似ていますが、より高品質の専用バッテリーが装備されています。

ハイブリッド車に乗る場合において、購入時にバッテリー交換を前提として考える必要性は低いですが、万が一の交換の際にかかる費用については押さえておいてもいいでしょう。

 

メーカーごとのバッテリー保証

日本国内の多くのメーカーでは、新車購入時のバッテリー保証を設けています。

以下の通りです。

 

トヨタのハイブリッド車・駆動用バッテリー保証

新車登録時から5年間または10万km走行時点のいずれかの早い方まで、特別保証の対象。

ハイブリッド車におけるメインバッテリー(駆動電池)は、この特別保証の対象となる。

 

ホンダのハイブリッド車・駆動用バッテリー保証

メーカー保証期間は新車登録日から5年間、ただしその期間内でも走行距離が10万kmまで。

 

日産のハイブリッド車・駆動用バッテリー保証

通常の使用方法であればリチウムイオンバッテリーの劣化による交換は不要。
なお、リチウムイオンバッテリー(駆動用バッテリー)の保証は特別保証の5年または10万キロ走行まで。

 

スズキのハイブリッド車・駆動用バッテリー保証

新車登録時から5年または10万kmまで。

 

マツダのハイブリッド車・駆動用バッテリー保証

新車登録時から3年、または6万kmまで。

 

ほとんどのメーカーが5年、または10万kmを一つの基準としており、その保証期間内の故障であれば無料での修理に対応してくれます。

ただし、メーカーや車種によっては細かく保証内容が異なるケースもありますので、それぞれの車種の販売元にしっかり確認をしておきましょう。(中古車の場合は上記と異なる場合がございます)

 

バッテリーの消耗を早め、寿命を縮める使い方

ハイブリッド車において、バッテリーの消耗を早め、寿命を短くしてしまう使い方は主に二通りです。

一つは、高温環境での放置です。特に夏場が要注意です。

もう一つは長期間の放置による過放電や、まったく逆の過充電です。

ただし、過充電については、高度な制御によって満充電にならないよう設計されていますので、必要以上に気にしなくても問題ありません。

つまり、全く車に乗らず放置する状況をできる限り避け、高温状態に気をつけることが、バッテリーに最も優しくハイブリッド車の寿命を伸ばす使い方、ということができます。

 

ハイブリッド車の買い替えと売却について

ハイブリッド車に長く乗り、寿命が近づいてきた場合に視野に入ってくるのが、中古車としての売却、または廃車買取です。

ハイブリッド車は一般的にリセールバリューが高い傾向があるものの、状態によってはまったく売却価格がつかないケースもあります。

そうしたケースで役立つのが廃車買取です。

廃車買取は、ガソリン車だけでなくハイブリッド車でも可能であり、国内・海外需要が高い人気車種もありますので、高く買い取ってもらえることもあります。

中古車として思うような価格がつかない場合には、廃車買取を検討してみましょう。

 

熊本でのハイブリッド車の廃車買取については田島車輌にご相談ください

田島車輌では、不要になった車、動かない車など、様々な状態の車の廃車買取を行わせていただいています。

ハイブリッド車についてもお気軽にご相談ください。

ハイブリッド車以外、多走行車、動かない状態、事故車、放置車などの場合も、もちろん買い取りいたします!

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