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廃車買取とリサイクルパーツ販売について解説

  • 廃車買取コラム

廃車買取の仕組みの記事でも解説しましたが、廃車買取させていただいた車については、「車」としてよりも「パーツ」や「資源」として価値を見出すことで「廃車買取」は成り立っています。

今回は、廃車買取における、リサイクルパーツ販売について、わかりやすく解説していきます。

関連記事:「廃車買取の仕組みとからくりを完全解説

 

廃車買取の基本

廃車買取とは、言葉そのままの意味ではあるのですが、廃車となった古い車、動かない車、汚れた車、故障した車など、車としての価値を見出すことができない車を買取させていただくことを指します。

廃車買取業者とは、その廃車買取を行なっている会社のことです。

廃車買取のメリットとしては、車の所有者からしてみれば、何の価値もない廃車を引き取ってくれる上、しかも「買取」してくれることで利益が生まれます。

買取業者側としては、一般の人にとっては価値を持たない廃車であっても、独自のルートを通じてそれらを必要とする場所に届けることで利益を生むことができ、双方にとって利があるというわけです。

 

廃車買取におけるリサイクルパーツの重要性

車のリサイクルパーツとは、不要になった車両から取り出された再利用可能な部品のことです。

エンジン、トランスミッション、タイヤ、バッテリー、ドア、ミラーなど、多数のパーツが含まれています。

それらのパーツは点検、修理を経て、リサイクルパーツとして中古市場で販売されます。

リサイクルパーツを販売、使用することで、車の修理費用を抑えたり、環境への負担も抑えることができるため、廃車の工程における重要な処理要素となっています。

 

廃車から取り出される主なリサイクルパーツ

廃車から取り出すことができるリサイクルパーツは様々ですが、ここでは主なパーツの一覧をご紹介します。

エンジン/シリンダーヘッド/ターボチャージャー/スロットルボディ/燃料ポンプ/燃料タンク/キャブレター/LPGペーパライザー/噴射ポンプ/インジェクター/ラジエター/インタークーラー/オイルクーラー/ファンカップリング/エアクリーナーBOX/マフラー/触媒/O2センサー/インテークマニホールド/エキゾーストマニホールド/

トランスミッション/トランスファー/ドライブシャフト/プロペラシャフト/デファレンシャルギア/デフホーシング/アクスルビーム/4WDカップリンング/パワステポンプ/ステアリングギアボックス/コラムシャフト/ステアリングホイール/ストラット&ショックアブソーバー/サスペンションスプリング/ナックル&八ブ/ロアアーム/マスターバック/マスターシリンダー/ABSアクチュエーター/ブレーキキャリパー/ブレーキローター/ブレーキドラム/タイヤ&ホイル/ホイルキャップ/

セルモーター/オルタネーター/エンジンコンピューター/ミッションコンピューター/エアコンコンプレッサー/エアコンスイッチパネル/ディストリビューター/エアフローメーター/イグニッションコイル/電動ファン/ヒータープロアモーター/パワーウィンドウスイッチ/パワーウィンドウモーター&レギュレーター/オーディオ/ナビゲーション/ワイパーモーター/スピードメーター/アンテナ/ディマースイッチ/ドアロックアクチュエーター/

バンパー/ボンネットフード/フェンダー/ヘッドライト/クリアランスランプ/グリル/フォグランプ/ドア/トランク/リアゲート/テールランプ/スポイラー/シート/ヘッドレスト/グリルガード/サイドステップ/ドアミラー/フロントガラス/リアガラス/ドアガラス/

 

廃車買取とリサイクルパーツ市場の関係

自動車におけるリサイクルパーツの市場規模は、環境保護やコスト削減という世の中の流れの中で、拡大しています。

日本においては自動車リサイクル法の施行によって、廃車からのパーツ再利用は進んでおり、それを行う事業者も増えています。

市場規模としては、数千億円とも言われ、需要供給のバランスとしては、特に人気の車種やモデルに対するパーツ供給がどうしても追いつかない場合もあるものの、全体的には安定して供給されています。

環境への影響としては、リサイクルパーツの利用によって資源の有効活用が促進されますし、パーツ製造過程におけるCO2削減効果もあり、環境負荷軽減に寄与します。

また、廃棄物の削減にも繋がりますので、循環型社会形成にも好影響を与えます。

 

リサイクルパーツ販売の流れ

リサイクルパーツ販売の流れは以下の通りです。

 

  1. 買取させていただいた廃車から、使用可能なパーツを選定し、慎重に取り外します。
  2. 取り外した自動車のパーツ一つ一つ、丁寧に品質検査を行います。
  3. 検査後、パーツの状態をしっかりと確認し、リサイクル可能かどうかをチェックします。
  4. リサイクルパーツとして使用可能なものを残し、リスト化していきます。
  5. 検査が完了し、商品として販売可能なものから自社オークションサイト、ヤフーオークション、業者間共有在庫システムで商品登録を行います。
  6. 購入いただいたリサイクルパーツを洗浄・梱包し、全国へ発送します。

 

原材料としてリサイクルするケースも

自社工場で分解・修理を行い、使える部品はリサイクルパーツとして再利用し、商品として販売します。

しかし、実際にはどう修理しても使えない部品も少なくありませんので、その場合には原材料としてのリサイクルに回します。

「車」や「パーツ」としての価値がなかったとしても、「部品」「原材料」としての価値を見出すことで、廃車買取をさせていただくことが可能となります。

 

廃車買取とリサイクルパーツ販売まとめ

廃車買取におけるリサイクルパーツの販売について、理解していただけたのではないでしょうか。

また、こうした仕組みがあるからこそ、廃車買取をさせていただくことが可能なのです。

 

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