一時抹消手続きとは? 必要書類(普通車・軽自動車)と流れを解説
- 廃車買取コラム
こんにちは。田島車輛です。
「長期の出張でしばらく車を使わなくなった」
「車は誰かが使うかもしれないけど免許証を返納した」
「車を売りたいけど買い手が見つからない」
など、車に一時的に乗らなくなった方で「車が一台余っているけどどうしたらいいのかわからない」という方は意外と多いです。
これを読んでいるみなさまの中にもいらっしゃるかもしれません。
今回は、そのような方が行う「一時抹消手続き」についての必要書類と流れを説明しますので、ぜひ最後まで読んで手続きについて詳しく知りましょう。
「いつ使うかわからない車が一台余っている」という状況は結構損をしてしまいますので、ご参考にしてください。
Table of Contents
一時抹消手続きとは
自動車の所有者は、車両を使用しない場合に、自動車を一時的に登録抹消することができます。
これを「一時抹消手続き」といいます。
一時抹消手続きの流れ
一時抹消手続は以下のような流れで行います。
運輸支局へ行く
一時抹消手続きは運輸支局で行います。
(軽自動車は軽自動車検査協会)
熊本県の場合は、以下の運輸支局で行うことができます。
〒862-0901 熊本市東区東町4-14-35
書類の記入
以下の書類は自分で持っていかなければなりません。
- 所有者の印鑑登録証明書(発行後3ヶ月以内)
- 印鑑登録証明書の実印(所有者本人が申請の場合)
- 代理人申請の場合は、所有者の委任状(印鑑証明書の印鑑を押印したもの)
- 車検証(=自動車検査証)
- ナンバープレート(前後2枚)
一時抹消手続きをするには、さらに運輸支局で以下の書類の準備をする必要があります。
- 手数料納付書
- 一時抹消登録申請書
- 自動車税申告書
以上、基本的な例ですが、間違いがあっては二度手間になってしまいますので、事前に必ず確認を行うようにしましょう。
登録手数料の支払い
運輸支局の窓口で、一時抹消登録手数料分の印紙を購入し、購入した印紙を手数料納付書に貼り付けることで、登録手数料の支払いとなります。
ナンバープレートの返納
運輸支局場内のナンバー返納窓口にて、前後面2枚のナンバープレートを返納します。
返納を終えると、手数料納付書に返納確認印が押されます。
作成書類の提出
先ほど記入した書類を提出します。
これで一時抹消手続きは完了です。
廃車にすることが決まっている場合の手続きの流れも、以下記事にて解説していますのでご参考にしてください。
関連記事:「廃車の手続きの流れや費用相場を熊本の廃車のプロが解説します」
一時抹消手続きを行わなければどうなる?
以上の工程を踏んで一時抹消手続きは完了となります。
しかし、少し面倒だなと思われた方も多いのではないでしょうか?
ここでは、一時抹消手続きを行わなかった場合のデメリットを解説します。
自動車税の支払い義務がある
自動車を持つ限り、自動車税を支払わなければなりません。
乗っていようが乗っていなかろうが支払う義務があるのです。
しかし、一時抹消手続きを行うことで、自動車税の支払いの必要がなくなります。
自動車重量税も同様に、支払う義務がなくなります。
自賠責保険料を支払う必要がある
自賠責保険も同様で、車を持っている状態だと加入義務があり、自賠責保険料を支払う必要があります。
しかし、一時抹消手続きを行うことで保険料を免れることができます。
このように、一時抹消手続きを行わなければ、自動車を持っている状態になるので、色々な費用がかかってしまいます。
よくある質問
一時抹消手続きのデメリットは?
ナンバープレートが外されているので公道は走れません。
また、駐車場代などの保管に関する費用もかかります。
関連記事:「廃車のナンバープレートが記念に欲しい時の売却方法とは?」
一時抹消手続きの費用は?
印紙代の350円が費用としてかかります。
また、運輸支局へ足を運んで時間を使って手続きすることになりますので、非常に手間はかかりますね。
一時抹消したら車検はどうなる?
車検は一時抹消手続きと同時に切れます。
再度車に乗る時は車検を通す必要があります。
一時抹消の「一時」っていつまで?
一年とよく言われることがありますが、有効期限はありません。
何年後に再登録しても問題はありません。
もう一度車に乗る予定がないなら田島車輌へ
このように、一時抹消手続きは若干面倒です。
もしももう使用する予定がないのであれば、廃車にする方法もあります。
田島車輌では、廃車を最低1万円で買い取りますので、余計な費用がかからないどころか収入になります。
抹消手続きも、引き取り・レッカー作業も田島車輌が行いますのでぜひお気軽にご相談ください。
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